2011年10月20日(木)に個人被ばく線量計を入手しました。
20日の午後10時から積算を始めると1日に1μシーベルト(以降は μシーベルト を μSv と書きます)のペースで積算値が上がります、殆ど計数しないだろうと思っていたので意外な状況です。 → この時点では自然放射線量を考慮していませんでした。
****この様な現実があるので積算値の記録を付けることにしました****
中部大学の武田邦彦先生によれば1年間で1mSvの被ばく限度を守るには、
- 外部被ばく
- 0.4mSv/年:(=400μSv/年)
- 内部被ばく
- 0.4mSv/年:食材
- 0.1mSv/年:水
- 0.1mSv/年:ほこり(内部か外部か不明ですが吸い込むと考え内部被ばくに分類しました)
くらいに収まることが適切とのことです、詳しくはこちら。
- 自然放射線による外部被ばく量
1年間に1mSvの被ばく限度は自然放射線や医療被ばくを含まない限度です。医療被ばくはレントゲン撮影などを想定しているので、通常は被ばく線量計の測定値から自然放射線量を差し引けば被ばく限度の外部被ばく量が分かります。
自然放射線量は生活圏毎に異なっています、神奈川県の自然放射線量は1年間で0.81mSvですから1日当り2.22μSvになります。この2.22μSv/日は内部被ばく(2/3)と外部被ばく(1/3)の合計です。外部被ばく分は0.74μSv/日(=0.03μSv/h)になります。 被ばく線量計の測定値から自然放射線による外部被ばく分の0.74μSv/日を差し引いた値が原発事故による増加分と考えられます。
- 原発事故による外部被ばくの増加分
測定を始めて5日間で7μSvですから、0.66μSv(=7μSv/5日-0.74μSv/日)が1日当たりの外部被ばく量と推定できます。
1日に 0.66μSvの被ばくは1年間で241μSvになります、故に現在の外部被ばく状況は年間の被ばく限度を守る目安の外部被ばく400μSvの半分程度を被ばくをしていることになります。
****どの様に捉えるか****
群馬大学の早川由紀夫先生の「福島第一漏れた放射能の広がり」や「福島第一原発から漏れた放射能汚染ルートとタイミング」 では汚染が無さそうに見える0.125μSv/h未満の地域を生活圏にしています、それでも1日当り0.51μSvを計数します。
測定することにより、原発事故前は0.74μSv/日だった外部被ばく量が1.9倍の1.4μSv/日に増加した、原発事故によってセシウムやストロンチウムが降ったのは確実、と言うことが分かりました。
コメント